ハワイに持ち込めない食品は?2026年版|おにぎり・カップ麺・離乳食の注意点

ハワイ旅行前にスーツケースと食品、粉ミルクを確認する旅行者
Hawaii entry guide 2026

ハワイに持って行ける食べ物、
持って行けない食べ物

おにぎりやカップ麺は大丈夫? 赤ちゃんのミルクは申告が必要? 旅行前に迷いやすい食品を、荷造りの順番に沿って分かりやすく紹介します。

公開日:2026年8月28日/更新日:2026年8月29日確認先:CBP/USDA APHIS/TSA/成田空港
ハワイ旅行前にスーツケースと食品、粉ミルクを確認する旅行者
食べ物を持って行くときは、出発空港の保安検査とハワイ到着後の入国検査をそれぞれ確認します。

まず覚えておきたいこと:食品はすべて申告しましょう

ハワイ到着時に食べ物を持っている場合は、種類や量にかかわらず申告してください。米国税関・国境警備局(CBP)は、食品を含む農産物をすべて申告するよう案内しています。持ち込めるか分からない食品も、隠さず申告して検査官に見てもらえば大丈夫です。USDA APHISは、すべて申告していれば、持ち込みを認められなかった場合でも罰則はないと案内しています。

「少しだけだから」「市販品だから」「預け荷物に入れたから」と申告しないのは避けましょう。申告せずに禁止・制限品が見つかると、食品の没収だけでなく民事制裁の対象になることがあります。迷ったときは自分で可否を決めず、食品を持っていることを正直に伝えるのがいちばん確実です。

おにぎり米だけでなく、具材も確認します。肉入りや手作りのおにぎりは持って行かず、残っている場合は申告しましょう。
カップ麺目に見える具だけでなく、粉末スープに含まれるポーク・ビーフ・チキンのエキスも確認します。
離乳食・ミルク赤ちゃんに必要な分は持ち込める場合があります。市販の包装を残し、ほかの食品と同じように申告しましょう。

機内に持ち込めても、ハワイへ持ち込めるとは限りません

空港の検査カウンターで密封した食品を係員に見せる旅行者
出発時の保安検査を通っても、到着時の税関・農業検査は別に行われます。

食べ物の持ち込みで分かりにくいのは、出発時と到着時で確認される内容が違うためです。日本からホノルルへ向かう場合は、次の2つを分けて考えると分かりやすくなります。

日本の空港で受ける保安検査危険物や液体物の持ち込みを確認する検査です。食品の状態によっては、手荷物を開けて詳しい確認を受けることがあります。
ホノルル到着後の税関・農業検査その食品を米国へ持ち込めるか確認します。手荷物でも預け荷物でも対象になり、持ち込みの可否は現地の検査官が決めます。

たとえば、おにぎりを日本の空港から機内へ持ち込めても、肉を使った具材が入っていれば、ホノルル到着後の検査で持ち込みを認められないことがあります。一方、米国への持ち込みが認められる食品でも、ソースやヨーグルトのような液体・ジェル状のものは、機内へ持ち込む量に制限があります。

TSAの案内を見るときの注意 TSAは米国の空港で保安検査を行う機関です。固形食品は原則として機内持ち込み・預け入れが可能で、液体やジェル状の食品は通常100mL(3.4oz)以下と案内しています。ただし、日本から出発するときは日本の空港のルールが適用されます。TSAの案内だけを見て「ハワイへ持ち込める」と判断しないようにしましょう。

成田空港では、100mL(g)を超える容器に入った液体物は、原則として国際線の客室へ持ち込めません。味噌、漬物、瓶詰、缶詰、ヨーグルト、ゼリーなども液体物として扱われます。預け荷物に入れられる食品でも、ホノルル到着時の申告は必要です。

持って行きたい食品を、出発前に確認しておきましょう

塩むすび、肉入りおにぎり、カップ麺、りんごとオレンジを並べた食品例
同じ「食品」でも、生鮮品か加工品か、肉などの具材を含むかで確認点が変わります。

よく持って行かれる食品について、2026年8月28日時点の公式案内をもとに注意点をまとめました。持ち込みやすい食品でも申告は必要です。また、原産国や加工方法、包装、量などによって扱いが変わるため、最終的にはホノルル到着後の検査官が確認します。

食品持って行くなら気をつけることおすすめの対応
生の果物・野菜持って行かないUSDAは、ほとんどの生鮮果物・野菜を持ち込み禁止としています。機内でもらった果物も同じです。到着前に食べ切るか、客室乗務員の案内に従って機内に残します。手元に残っている場合は申告してください。
手作り弁当・手作りおにぎりできれば避ける肉、卵、生野菜などが一緒に入っていると、材料や加工状態をその場で説明しにくくなります。機内で食べ切れる量にします。残った場合は捨てたり隠したりせず、到着時に申告しましょう。
市販の白米・塩むすび未開封のまま申告加工済みの米製品は持ち込める場合がありますが、包装や具材を検査官が確認します。原材料表示が見える市販品を選び、包装を開けずに持って行きます。
鮭・ツナなど魚の市販おにぎり未開封のまま申告多くの水産物はAPHISの規制対象外ですが、卵、乳製品、野菜などほかの材料は別に確認されます。包装を残し、商品名と原材料を見せられるようにしておきます。
牛・豚・鶏入りおにぎり持って行かないほうが安心肉や鶏肉を使った食品は、原産国、加熱方法、密封状態などによって扱いが変わります。機内で食べ切り、残っている場合は到着時に申告して検査官の案内に従います。
肉を使っていない市販カップ麺未開封のまま申告「シーフード味」や「野菜味」でも、粉末スープに豚や鶏のエキスが含まれる場合があります。別添スープまで原材料を確認し、包装を開けずに持って行きます。
肉エキス・肉片入りカップ麺持って行かないほうが安心肉を使った食品は、加工方法や原産国によって持ち込み条件が変わります。肉や動物性エキスを使っていない商品を選ぶと、荷造りが簡単です。
市販の菓子・チョコレート未開封のまま申告一般的なお菓子は持ち込めることが多いものの、肉や特殊な動植物原料を使った商品は別です。原材料表示のある未開封品を選び、ほかの食品とまとめて見せられるようにします。
粉ミルク必要な分を申告USDAは、きちんと表示された乳児用粉ミルクを少量であれば認めています。旅行中に必要な量に絞り、市販の包装のまま持って行きます。
液体ミルク・離乳食パウチ材料を確認して申告赤ちゃん用の液体ミルクは、旅行中に必要な少量であれば持ち込める場合があります。離乳食は、果物や肉など中身によって確認内容が変わります。子ども用と分かる包装のまま持ち、保安検査の前に係員へ伝えます。ホノルル到着後も申告してください。

おにぎりは、具材によって扱いが変わります

おにぎりは「米だから持ち込めない」「炊いてあるから何でも大丈夫」と一律には決められません。USDA APHISは、市販の調理済み食品など、米を使った加工品の一部を持ち込める例として挙げています。ただし、実際の検査では米だけでなく、具材や包装を含めた商品全体が確認されます。

塩むすび・梅・昆布のおにぎり

市販の未開封品で、原材料が米、塩、加工済みの梅や昆布などであれば、肉入りのおにぎりより内容を説明しやすくなります。ただし、持ち込みが自動的に認められるわけではありません。到着時に食品を持っていることを申告し、原材料表示を見せてください。

鮭・ツナマヨのおにぎり

APHISでは、多くの水産物を規制の対象外としています。ただし、マヨネーズに使われる卵や乳製品、付け合わせの野菜などは別に確認されることがあります。「魚のおにぎりだから申告しなくてよい」とは考えず、市販の包装を残したまま商品名と原材料を見せましょう。

焼肉・そぼろ・スパム・鶏五目のおにぎり

牛肉、豚肉、鶏肉を使った食品は、原産国の家畜疾病の状況や加熱方法、密封状態、常温保存できる商品かどうかなどで扱いが変わります。市販品でも、旅行者がその場で条件を確認するのは簡単ではありません。肉入りのおにぎりは機内で食べ切れる量にし、残った場合は必ず申告してください。

少量でも、残っていれば申告が必要です 一口分のおにぎりや子どもの食べ残し、機内でもらった果物も、手元に残ったまま入国審査へ進む場合は申告してください。

カップ麺は、粉末スープの原材料まで確認しましょう

カップ麺は、目に見える肉の具だけを確認すればよいわけではありません。原材料欄に、ポークエキス、ビーフエキス、チキンエキス、動物性油脂、肉由来のブイヨン、粉末肉などが含まれていないか確認します。「しょうゆ味」「シーフード味」「野菜味」と書かれていても、スープに動物由来の原料が使われていることがあります。

肉を使った加工食品は、加熱や密封の方法、常温で保存できるかどうか、原産国の疾病状況などによって条件が変わります。そのため、「肉エキス入りはすべて禁止」「乾燥した粉末なら大丈夫」と決めつけることはできません。分かりにくい商品は持って行かないか、未開封のまま申告して検査官に確認してもらいましょう。

原材料を確認する「豚・牛・鶏」「ポーク・ビーフ・チキン」「肉エキス」「動物性ブイヨン」などの表示がないか見ます。別添のスープや具材袋も忘れずに確認してください。
原材料が分かりにくい商品は持って行かないハワイでも日本の食品は購入できます。内容がはっきりしない商品は、肉や動物性エキスを使っていない商品に替えると安心です。
持って行く商品は未開封のままにする商品の包装や原材料表示は、検査官が原産国や加工状態を確認するときに役立ちます。英語で説明できなくても、ラベルをそのまま見せられます。到着時には、ほかの食品と一緒に申告しましょう。

お湯を入れたカップ麺は液体物として扱われるため、保安検査を通る前に作るのは避けてください。持って行く場合は乾燥した未開封品のまま荷造りし、機内で食べたいときは、お湯を用意してもらえるか航空会社へ確認しておくと安心です。

粉ミルクや離乳食は、必要な分を持って行けます

空港で粉ミルクと離乳食パウチを手荷物用にまとめる保護者
旅行中に使う分だけを、市販の包装のまま取り出しやすくまとめておきます。

赤ちゃんのミルクや離乳食には、一般の液体食品とは異なる扱いがあります。USDA APHISは、乳幼児用の液体ミルクや乳製品を数日分ほどであれば認め、きちんと表示された粉ミルクも少量なら持ち込めると案内しています。旅行中に使う分だけを、市販の包装のまま用意しましょう。

ただし、離乳食は商品によって原材料が異なります。加熱済みの果物や野菜のピューレと、肉や鶏肉を含む商品では確認される内容が違います。パッケージ表面の月齢表示だけでなく、裏面の原材料も見ておきましょう。

赤ちゃん用の飲み物や離乳食は、検査前に係員へ伝えましょう

米国のTSAでは、粉ミルク、母乳、幼児用飲料、離乳食は100mLを超えても機内へ持ち込め、通常の液体物用の袋へ入れる必要はないと案内しています。検査を受ける前に係員へ伝え、手荷物から取り出して別に見せます。日本から出発する便では、出発空港と航空会社の案内を事前に確認し、保安検査の前に赤ちゃん用の食品があることを伝えてください。

赤ちゃんの食事をまとめるとき 粉ミルク、液体ミルク、離乳食は一か所にまとめておくと、保安検査で取り出しやすくなります。市販の包装は捨てず、商品名と個数をスマートフォンにメモしておくと、ホノルル到着後も説明しやすくなります。

ホノルル到着後は、食品を持っていることを伝えましょう

ホノルル到着後の検査で無地の食品包装を係員に提示する旅行者
持っている食品を一つにまとめておくと、到着後の確認がスムーズです。

ホノルル空港での申告方法は、利用するレーンや当日の運用によって変わります。紙の申告書を使う場合もあれば、端末やスマートフォンで手続きしたり、係員から直接質問を受けたりする場合もあります。どの方法でも、食品や農産物を持っているか聞かれたら「Yes」と答え、持っている物を見せてください。

紙の税関申告書「CBP Form 6059B」では、果物、野菜、植物、種子、食品、肉、動物製品などを持っているか尋ねられます。CBPは日本語版も公開しているため、旅行前に目を通しておくと、何を申告するのかイメージしやすくなります。実際の便で紙の申告書が配られない場合でも、確認内容は参考になります。

食品を取り出しやすくしておく機内で食べ残した物も含め、一か所にまとめます。市販の包装や原材料表示、レシートは捨てずに残しておきましょう。
食品を持っているか聞かれたら「Yes」と答えるこれは禁止品を持っていると認めるためではなく、検査が必要な食品を持っていると伝えるための申告です。
食品の種類と個数を伝えるrice balls(おにぎり)、instant noodles(カップ麺)、baby formula(粉ミルク)など、分かる範囲で伝えます。肉入りの場合は pork や chicken なども伝えてください。
係員の案内に従う確認後に認められれば、そのまま持ち込めます。持ち込めない場合は、その場で係員の案内に従って手放します。

英語での説明が心配な方は、次の一文をスマートフォンに保存しておくと伝えやすくなります。

I have packaged rice balls, instant noodles, and baby formula. I would like to declare all food items.
(市販のおにぎり、カップ麺、粉ミルクがあります。食品をすべて申告します。)

ポークエキスを含む商品なら、ラベルを見せながら「This one contains pork extract.(これはポークエキスを含みます)」と伝えられます。原材料が分からないときは、推測で「肉は入っていません」と答えず、商品をそのまま見せて確認してもらいましょう。

正しく申告していれば、持ち込めない食品でも罰則はありません

食品を持ち込めないことと、申告しなかったことは別の問題です。CBPは、申告した食品が禁止・制限品だった場合、その場で手放せば入国手続きを続けられると説明しています。一方、申告せずに禁止されている農産物が見つかると、食品が没収されるだけでなく、民事制裁を受ける可能性があります。

Global Entry利用者向けのFAQでは、農産物の申告漏れが最大10,000ドルの罰金や制裁につながる可能性があると案内されています。実際の金額や対応は状況によって異なり、Global Entryの資格へ影響することもあります。「少量なら問題ない」と考えず、すべて申告してください。

隠したり、自分だけで決めたりしない 検査前に食品をバッグの奥へ移す、聞かれた物だけを答える、肉エキスを「肉ではない」と決めつける、同行者のバッグへ移すといった行為は避けてください。家族分をまとめて申告する場合も、全員が持っている食品を事前に確認しておきましょう。

食べ物の持ち込みで間違えやすい5つのこと

1. 預け荷物に入れれば申告しなくてよい?

いいえ。機内へ持ち込む手荷物でも預け荷物でも、米国へ持ち込む食品は申告が必要です。液体物を預け荷物へ移せる場合はありますが、ホノルル到着後の税関・農業検査が不要になるわけではありません。

2. 市販品なら何でも持ち込める?

市販の未開封品は、原産国や原材料を確認しやすいという利点があります。ただし、肉や鶏肉を使った食品、生の果物、種子などは、市販品でも制限を受けます。日本のお店で普通に売られている商品でも、米国へ持ち込めるとは限りません。

3. 肉の形が見えなければ問題ない?

粉末スープ、エキス、ブイヨンにも動物由来の原料が使われることがあります。見た目だけでは分からないため、商品裏面の原材料まで確認してください。

4. 申告すると必ず没収される?

申告したからといって、すべての食品が没収されるわけではありません。持ち込みが認められる食品は、そのまま持って入国できます。持ち込めない食品だった場合も、正しく申告していれば罰則はないとAPHISは案内しています。

5. 農業検査はハワイ到着時だけ?

日本からハワイへ入るときの検査とは別に、ハワイから米国本土、アラスカ、グアムへ向かう際にもUSDAの農業検査があります。ハワイで購入した果物や植物を本土行きの便へ持ち込む場合は、ハワイ出発時のルールも確認してください。

空港で持ち込みに気づいたときは、隠さず係員へ

よくある失敗は、「機内で食べ切るつもりだった食品が、到着時にもバッグに残っていた」というケースです。慌ててバッグの奥へ入れたり、申告せずに進んだりしないでください。いちばん確実な対策は、その時点で食品を持っていることを係員へ伝えることです。

日本の保安検査を受ける前持って行かないと決めた食品は、空港の案内に従って処分します。液体物や赤ちゃん用の食品について分からないことがあれば、検査へ進む前に係員へ確認しましょう。
機内や乗り継ぎ空港で気づいたとき到着前に食べ切れない場合は、客室乗務員や空港係員へ相談してください。生の果物などは、自分の判断で到着ロビーまで持ち歩かないようにします。
ホノルル到着後に残っていたとき食品を持っていることを申告し、商品や包装を見せます。すでに入国審査の列へ並んでいても、隠さず係員へ伝えてください。

荷造りを終える前に、もう一度確認しましょう

出発前に原材料を確認しておけば、空港で慌てずに済みます。内容が分かりにくい食品は持って行かず、必要な物だけを市販の包装のまま一か所にまとめておきましょう。

  • 生の果物や野菜は持って行かない。機内でもらった果物も、到着前に食べ切るか客室乗務員の案内に従う
  • おにぎりは米だけでなく具材も確認し、肉入りは機内で食べ切れる量にする
  • カップ麺は別添スープまで見て、豚、牛、鶏、肉エキス、動物性ブイヨンの表示を確認する
  • 原材料が分かりにくい食品は持って行かず、ハワイで購入する
  • 市販品は開封せず、原材料と原産国が分かる包装を残す
  • 粉ミルクや離乳食は旅行中に必要な量に絞り、取り出しやすくまとめる
  • 液体やジェル状の食品は、出発空港と航空会社の機内持ち込みルールを確認する
  • 機内で食べ残した食品も、手元に残っていればホノルル到着時に申告する
  • 食品や農産物を持っているか聞かれたら「Yes」と答える
  • 持ち込めないと言われた場合は、係員の案内に従ってその場で手放す

すべての禁止品を暗記する必要はありません。商品の原材料を確認し、分かりにくい物は持って行かない。持って行く食品は包装を残し、到着時にすべて申告する。この3つを覚えておけば、落ち着いて手続きできます。規制は家畜の疾病発生などによって変わるため、出発前にUSDA APHISの旅行者向けページも確認してください。

この記事で確認した公式ページ

以下の公式ページを2026年8月29日に再確認しました。食品を持ち込めるかどうかは、品目、原産国、加工方法、その時点の疾病状況などによって変わります。最終的な確認は、ホノルル到着後のCBP農業検査官が行います。

この記事は、一般的な旅行準備の参考としてまとめています。個別の商品が必ず持ち込めることを保証するものではありません。特定の食品を持って行く必要がある場合は、出発前にUSDA APHISへ確認してください。